two order

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「別の意味で捕まりそうですわね」 ため息混じりの声が聞こえた。 まあ、鈴だってのは分かるけどさ… 少しは空気読めよ! 確かに仕事終わって、すぐ女の子とイチャついてる方が悪い。 でも、癒しの邪魔をすることねぇだろ… げんなりした目で見ると、翼がいつも通り苦笑していた。 「んだよ…帰って翼とイチャイチャすれば良いだろ?」 「そう言う意味で注意したのではなく、年端もいかない女子に手を出すのはどうか、と言っているんです」 ほんのり頬に赤みを差しながら睨み付けてきた。 「ああ、そう言う意味」と納得して、セレナちゃんから離れる。
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