two order

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その後、簡単な挨拶を済ませて、各々が望む班につかせる事にした。 一通りメドがついてから、引き続き休憩するように言って終わった。 部屋に戻って鈴を呼ぶ。 「鈴!」 「何でしょうか?」 「後で俺の部屋にセレナちゃんを連れて来てくれ」 「畏まりました…」 鈴は軽くお辞儀をして部屋を出る。 俺は少しワクワクしながら、彼女達が来るのを待った。      * * * 「………」 ぼーっと広間で過ごす。 とても大きな会社であることは良く分かった。 でも、働いている人の姿をあまり見かけない。 お金、勿体なくないのかな? 天井を見上げていると、軽く肩を叩かれた。 振り向くと、さっき任務の時や応接間で見掛けたメイドさんだった。
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