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初めて会った時も思ったけど、この人はとても綺麗。
それに、普通のメイドとは違う…何かな?
雰囲気と言うか、オーラみたいなものに気品を感じる。
まじまじと見つめていると、メイドさんは首を傾げた。
「如何なされました?」
「…っ」
慌てて首をふるふると横に振る。
相手は不思議そうに見つめながらも、優しく微笑んれでくた。
「陸斗様が貴女様をお呼びです。案内致しますので、ついて来て下さい」
王子さ…ご主人様が?
どうしたんだろう。
背の低い私は、足の長い彼女について行くには小走りになる。
転ばないようにしながら後を追った。
走ったものとはまた別の胸の高鳴りを感じながら…
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