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その瞬間、更に強く抱き締められた。
可愛いとも言われた。
凄く…恥ずかしい。
震えながら大人しくしていた時だった。
「ﾁｭｯ…」
「んぅ…？」
一気にご主人様の顔が近づき、何か柔らかいものが唇に触れる。
戸惑いながら見つめた。
もしかして………キス？
小さく震えながら初めてのキスを受け入れる。
でも、呼吸の仕方が分からない。
いつになれば離してもらえるのだろうかと待っていたけれど、そんな気配は見えない。
空気を吸おうとして口を開けた瞬間…
「ｸﾁｭ…」
「んぅうっ…///」
口の中に生暖かいものがにゅるりと滑り込んできた。
そして、私の舌を優しく絡めとる。
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