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まあ、そんな事はどうでも良いとして、華恋に来た理由を聞かないと…
大袈裟だが、腹をくくって話しかけようとした。
「かれ…「あなた、見掛けない顔ね?」
み、見事に遮られました隊長…
いや、隊長って誰だよ!?
そんなことより、華恋にスルーされてしまった。
代わりに話しかけられた由羽は、戸惑っている。
「…昨日…から…働き…始めました…ので…」
「まあ良いわ。それより、もう少し静かに紅茶を淹れられないの?そんなに震えてると周りに飛び散るじゃない」
「も…申し訳…あり…ません…」
小さく頭を下げると、慌てて布巾でテーブルを拭きだす。
滅茶苦茶厳しい気がします華恋さん…
実際にツッコむのは危険だから、心の中で密かにツッコむ。
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