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小さく震えながら、その場にしゃがむ。
「…っ//」
さっきの光景が頭から離れない。
しかも、昨夜のことを思い出して、自分と陸斗様に当て嵌めてしまう。
「…もう…止まらないかもしれませんよ?//」
「…良いわよ…翼」
これ以上は流石にいけないと思って、忍び足でそこから避難した。
「はぁ…はぁ…何か…凄かった…」
極度の緊張の糸が切れて、肩で息をする。
何と言うか…いろんな意味で心臓が持ちそうになかった。
ふらふらと主の元に行く。
いつの間にか、華恋様も陸斗様と一緒に寝ておられた。
「…いいな」
私も陸斗様のそばで寝たい…
周りを見て誰も居ないのを確認し、こっそり彼の隣に座って凭れる。
頭を肩に預け、暫しの休憩を取ることにした。
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