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由羽は小さく反応して、目線をそらす。
やっぱり話難いかな…
気まずい空気になって、別の話題にしようとしたら、彼女は小さく呟いた。
「…お魚…とか…牛乳…」
驚いた反面、意外にきちんと食事を摂らせていた事にほっとした。
でも、思い出したくはなかったのか、少し暗い表情に。
優しく抱き締めながら、頬に軽くキスをする。
「…ごめんな、変な事聞いて」
「…大丈夫…です…//」
ほんのり赤くなりながら、首を横に振ってくれた。
小さく微笑み優しく頭を撫でると、子猫の様に甘えてくる。
本当に…可愛すぎる…
柔らかい女の子の体の感触を感じつつ、そっと髪を撫でた。
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