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午後からは学校案内や身体測定があり時間が過ぎるのは早かった。
ホームルームで部活の入部届けが配られた。うちの中学は基本何かの部活に所属しないといけない。帰宅部はダメらしい。帰ってもする事がなかったのでちょうどよかった。
ホームルーム終了後、達哉と凉子が寄ってきた。
凉「あんた達、部活何するの?」
大「まだ、決めてないから今から見て回ろかなぁって!凉子決めた?」
聞かなくてもわかっていたが一応聞いた。
凉「もち!バレー部!」
やっぱり。凉子は小学校からバレーをしていて県内でも一位二位で強いしかもエース。今から練習に参加するらしい。
達「小学校のメンバー全員入るの?凉子ならすぐレギュラーやろ?」
凉子が首を横に振る。
凉「T中は全国区のレベルだよ!レギュラーはまず無理…。じゃ!いってきます」
と言い残し、凉子は体育館に走りだした。
大「じゃ俺達もいきましょか。」
達「だな!」
部活を見に行く事にした。
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