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扉が開いた。
そこに立っていたのは
スキンヘッドで
かなり太っていて
かなりでかいジャージを着た
おっさんだった。
『わっ!!』
入ってくるなりその人は
驚いた表情でこっちを見た
『き、客がおるで!たみちゃん!客やで客!』
ママが奥から出て来た
『聞こえてるわよ。んもぉ…相変わらずうるさいわね。勝さんったら。』
『たみちゃんゴ~メ~ンよ~。だってここに客が居るなんてビックリしちゃってさ。笑』
『あら?失礼しちゃうわ。ここにだってお客は来るわよ。』
少し膨れっ面でママが言う。
大男がこっちに近付いてきた。
『なあ、兄ちゃん?何でこの店に?』
目を逸らす幸男
『いや…なん』
『名前が気に入ったからです!』
幸男が言い終わるより前に
哲哉が大男を見ながら答えた
『兄ちゃん…ええ根性しとるの?…』
『やばいよ。てっちゃん。謝っとけよ。』
『どうして謝るのさ?』
『どうしてって…』
幸男が大男を振り返って
『いやーこいつも酒の方ちょこっと入ってまして…。あの…勘弁してください!』
おどおどする幸男
向かう所の哲哉
睨む大男のおっさん。
一人カラオケのデンモクをいじるママ。
さて、どうなる!?
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