180度転換

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扉が開いた。 そこに立っていたのは スキンヘッドで かなり太っていて かなりでかいジャージを着た おっさんだった。 『わっ!!』 入ってくるなりその人は 驚いた表情でこっちを見た 『き、客がおるで!たみちゃん!客やで客!』 ママが奥から出て来た 『聞こえてるわよ。んもぉ…相変わらずうるさいわね。勝さんったら。』 『たみちゃんゴ~メ~ンよ~。だってここに客が居るなんてビックリしちゃってさ。笑』 『あら?失礼しちゃうわ。ここにだってお客は来るわよ。』 少し膨れっ面でママが言う。 大男がこっちに近付いてきた。 『なあ、兄ちゃん?何でこの店に?』 目を逸らす幸男 『いや…なん』 『名前が気に入ったからです!』 幸男が言い終わるより前に 哲哉が大男を見ながら答えた 『兄ちゃん…ええ根性しとるの?…』 『やばいよ。てっちゃん。謝っとけよ。』 『どうして謝るのさ?』 『どうしてって…』 幸男が大男を振り返って 『いやーこいつも酒の方ちょこっと入ってまして…。あの…勘弁してください!』 おどおどする幸男 向かう所の哲哉 睨む大男のおっさん。 一人カラオケのデンモクをいじるママ。 さて、どうなる!?
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