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「さてと受呪者・藤林 悠哉をどの段階でやっちゃおうか?」
契約書を嬉しそうに見る意音。
「嬉しそうだな。」
玲音が嬉しそうにしている意音を見ながら、ゆっくりとコーヒーを飲んだ。
「だって嬉しいよ。恋関係の依頼はどんな方法で呪うか色々考えられるし♪」
カウンターでコーヒーを飲んでいる玲音を見ながら、意音はステッキを振り回し、どんな段階でどんな風に呪うか考えた。
「意音、金銭関係なら薬呪にしないか?」
「薬呪・・・いいかも。」
意音はステッキを振り回すのを止め、玲音に抱きついた。
「早速用意しなきゃね玲音。薬呪か・・・フフッ、人間がゆっくり狂っていくんだよ・・・楽しみ♪」
意音の目が輝き出す。
「そうだな。さてと、私も手伝おう。人間が狂っていくさまを早く見てみたい。悶え苦しむ様子を・・・」
うすら笑みを浮かべながら、玲音はコーヒーを飲みほし、意音と共に薬呪の用意をした。
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