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「あたしの名前は意音。ここ呪い屋の主の1人だよん♪よろしくねチャイナちゃん。」
「チャイナ・・・ちゃん?えっえっあの?」
気安い意音と名乗る女とその明るさに少々困惑する女性。
「まぁまぁ細かい話は後で♪♪♪」
そう言うと意音は女性の手を握り、無理矢理家へと入れた。
家の中は看板の文字とはイメージが違い、明るかった。
入って左端にカウンターがあり、家の中心に背もたれの長い椅子がポツーンと1つ置いてある。
天井には沢山飾りが付いたシャンデリア。
壁には水晶玉が付いた不思議な木が寄りかかる様に、立っていて蔦を壁や天井に張り巡らせている。
沢山の本や薬品が入った棚が入ってすぐ右側にあった。
意音は無理矢理女性を椅子に座らせ、自分はカウンターを飛び越え、笑顔で女性の方を向いた。
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