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紙には血の様な赤い字でこう書かれていた。
契約書
依頼者_______
段階___血印〇
受呪者_______
上記の者を依頼者の血印にて、呪い段階まで呪う事をここに記す。
依頼者はこの契約書にて、呪い屋と契約を結ぶ。
なお、依頼者はその代償として受呪者の半分の呪いを受ける。
この契約書に書かれた依頼は消す事は出来ない。
どうしても取り消したい場合は依頼者が代償を受け、呪い死ぬ。
それを見た女性は、唾を飲み込み、意音に恐る恐る聞いた。
「これは・・・?」
「見ての通り、契約書だよ。依頼者が自分の指を切り、滴れる血でこれにサインをするんだよ♪」
聞いただけでも冷や汗が出そうな事を平気な顔で言う意音。
「あっモチ質問オッケーだからね♪何でも言って言って。」
その言葉に女性は体を振るわせながらも、早速聞いてみた。
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