1201人が本棚に入れています
本棚に追加
「あの、この段階って?」
「おっ書く気マンマンだね♪いいよん答えるよぉ~。段階って言うのは呪いのレベルの事を示してるの。」
そう言うと、意音はカウンターの上に乗っかって、足をブラブラさせながら喋った。
「レベルは1~6まであって、上に行くほど呪いは重くなり、下に行くほど呪いは軽くなるの♪」
女性は真面目な顔で、聞いていた。
「他に聞きたい事は?」
意音がニコニコしながら女性に聞いた。
「じゃあ、重くなるって・・・どのくらい・・・?」
その質問に意音は不適な笑みで返答した。
「受呪者を必ず殺す。苦しめながらでも、むごたらしくでも・・・ね。」
意音の言葉に女性の心臓が『ドクッドクッ』と鳴り響く。
不適な笑みと言葉が、女性の心臓に絡み付く。
「まっ、とりあえず必ず死ぬね。ついでに言うと1は一生不幸者になるんだ。まっレベルは、お客さんの依頼理由によって、あたし達が書くものなんだけどね♪」
そう言うと、不適な笑みからさっきまでの明るい顔付きに意音は戻った。
最初のコメントを投稿しよう!