金だけの恋人

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「あの、この段階って?」 「おっ書く気マンマンだね♪いいよん答えるよぉ~。段階って言うのは呪いのレベルの事を示してるの。」 そう言うと、意音はカウンターの上に乗っかって、足をブラブラさせながら喋った。 「レベルは1~6まであって、上に行くほど呪いは重くなり、下に行くほど呪いは軽くなるの♪」 女性は真面目な顔で、聞いていた。 「他に聞きたい事は?」 意音がニコニコしながら女性に聞いた。 「じゃあ、重くなるって・・・どのくらい・・・?」 その質問に意音は不適な笑みで返答した。 「受呪者を必ず殺す。苦しめながらでも、むごたらしくでも・・・ね。」 意音の言葉に女性の心臓が『ドクッドクッ』と鳴り響く。 不適な笑みと言葉が、女性の心臓に絡み付く。 「まっ、とりあえず必ず死ぬね。ついでに言うと1は一生不幸者になるんだ。まっレベルは、お客さんの依頼理由によって、あたし達が書くものなんだけどね♪」 そう言うと、不適な笑みからさっきまでの明るい顔付きに意音は戻った。
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