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ヒカルだって、全く対戦をしたことがないわけではない。
ただ、自分の能力があまりにも弱すぎて、皆と釣り合いがとれないと思っているのだ。
「大丈夫やて!ウチやレイナちゃんとやったら何回かやったことあるさかい、最近やって、ちょっとずつ上手うなってきとるやん。ダメもとでやってみぃよ!」
「…う…うん……」
ニコニコ笑顔のアイルに押されて、ヒカルも少し弱々しくも笑って頷いた。
「じゃあ私としましょう。ヒカル、準備はいいかしら?」
「え…っあっ!う、うん!」
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