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「お前・・・「何でもないの!ちょっと寝不足なだけだから!」
敵に頼りたくなし、他の人を危険な目に合わせるわけにはいかない。
自分で解決しなきゃ。
拳をぎゅっと握り締め、すーっと息を大きく吸い込むと震える声を隠すため出来るだけ大きな声を絞り出した。
「いいかげん、姿見せないさいよ。どうせどっかで見てんでしょ?この卑怯者ー!!」
「・・・。」
ザワザワとただ木々が揺れる音だけしか聞こえない。
「・・・。」
しばらく経っても何の反応も無い。
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