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街を歩けばサンタの衣装を来た人達やクリスマスツリーやら賑やかだ。
「アイツがあんな格好したらマジ似合いすぎるだろうな」
一人妄想の世界へ入り自然と顔はニヤケ顔となり端からみれば危ない人物であろう。
暫く進めば屯所の前まで到着していた。
「ひ~じ方君♪」
屯所に入り今一番会いたい人の名前を呼んでみる。トシと呼んでいいのはみんなの前以外と約束していたので敢えて名字で呼び。銀時の声を聞いてかゴリラこと近藤がでてきた。
「何だ、万事屋か。トシなら今自分の部屋だ。用があるなら行っても構わんぞ。」
と言われたので、お邪魔して中に入ることにした。銀時は何度もここに来ているので土方の部屋まで既に把握している。
「ひ~じ方君!来ちゃったよ。」
襖を開け中に入れば書類整理を一生懸命こなしている土方の姿が。銀時の声を聞けば顔だけ向け
「あ?…お、お前」
姿を見れば大好きな銀時が居て驚いている。
「いきなり、どうしたんだ?」
ペンを置き体ごと相手に向け尋ねる。
「あのよ、ちょい銀さんお前に聞きたいことあってよ。」
「あぁ…」
「お前さ、クリスマスイブとか用事あんのかなって…」
チラッと相手に目を向け尋ね。
「あー……わりィ。その日仕事入ってら。ほんとにすまねェ…」
頭を下げて謝る土方。
あーぁ、やっぱりな;;
「いいんだよ、土方。俺もそんな気してたから。そんな謝るなって」
慌てて土方を宥め。
「ほんとごめん。今度埋め合わせすっから」
「分かったよ。そんときを楽しみに待ってるな。」
相手を安心させようと笑顔で答える銀時。そのまま万事屋へと戻り。
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