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ある晴れた日、俺はただブラブラしていた。近くにコンビニがありジャンプ発売日ってのも思い出して店の中に入った。暫くジャンプを読んでいると、知り合いが店の中に入ってきたのが見えたので、声を掛けることにした。
「よっ、多串君じゃねぇの。警察っつのも暇なんだな?こんな真っ昼間から買いもんか?」
「ばっか…!!マヨネーズきれたから買いにきただけだ。それにまだ勤務中だ。だいたい、いつも多串、多串;;土方っつてーんだろうが。テメェにゃ脳みそつまってねぇのか?」
眉間に皺を寄せながら溜め息ついてる多串君。バーカはオメェだ。俺がお前の名前忘れる訳ねぇっつの。わざとテメェを怒らせてんだよ。オメェは俺の気持ち気づかねぇんだな。ちょっと悔しくなったから、またからかっちゃお~
「なぁなぁ、お前っていつも眉間に皺寄せてるよな?疲れねぇの?ってかそんな顔されても怖くないし、むしろ可愛いだけだから…」
耳元で言ってやると土方の顔が赤くなった。あれ、これもしかして銀さん脈あるんじゃ…
でも暫くは言わないでおこう。自分から言うの何か嫌だし、まだこのままな関係もいいかなって?でも、まぁ銀さんのアプローチはまだまだ続くから、覚悟しておけよ~♪
俺達がお互いの名前を呼び合うようになったのはあれから三カ月後。
終わり
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