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竹林で迷った事により妹紅と会うことができた祐希は、二人の案内により人里に来ていた…
「ちゃんと集落はあったんだな…」
「小さいけどな」
ぽつりと呟く祐希に答える妹紅…麗華は二人の後ろに控えている……
「もうすぐ寺子屋が見えて来る…そこに私の知り合いがいるんだ…それと麗華の姉上がな」
「双子だけどね」
道案内と共にちょっとした情報を聞きながら進んで行く…
何の気なしに祐希は周囲を見回す…なるほど小さいながらに都市機能は果たしているらしい…
店も民家も存在する…それに活気に溢れている…
「俺が知ってる商店街とは違うな」
「だよねぇ…活気が違うしね」
無意識に声に出していたらしい、麗華が微笑を浮かべながら同意する…
「もしかして麗華さんは…」
「ん?そだよ?私は外来人…京都に住んでたんだよね…もしかして祐希君も?」
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