催し物の行方は?

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由夢「どうしてって、いつも一緒に寝てるじゃない?」 音姫「そーだよ。もう、弟くんのボケボケさん♪」 そう言って、つんつんと俺の頬わ突いてくる。 由夢「あー、お姉ちゃんばっかずるい」 負けじと由夢も反対側の頬を突ついてくる。 つんつんと柔らかな指先に左右の頬を突つかれる。 姉のほうは少し悪戯っぽく、 妹のほうは少し照れながら。 義之「…………」 なんだ、この状況は? いつも一緒に……寝てる? 誰と誰が? って言うか3人一緒に!? キョトンとしてる俺に由夢がちょっと不服そうに頬を膨らませた。 由夢「もう、いつまで寝ぼけてるのかな、兄さんは、ほんとに寝ぼすけさんなんだから」 音姫「そうだね。寝ぼすけでいけない弟くんにはお仕置きが必要だよねー」 そう言って、音姉は瞳を閉じた。 そのままゆっくりと顔が近づいてくる。 由夢「あ、わたしもお仕置きする~」 由夢も瞳を閉じる 義之「…………」 これは……夢? そうだ、夢に違いない。こんなことが現実にあっていいはずがない。 いや、イイ!! 目の前にはふたりの美少女の顔。お互いの吐息を感じるくらいの距離。 そう、これは夢だ。 その瞬間、俺は……、 不敵になった。 無敵になった! いや、神だッ!! 夢だと分かれば、もはや恐れるものなど何もない! 据え膳食わぬはなんとやら?こんなおいしいシチュエーション、ありがたく頂戴しときましょう。 義之「つーワケで、いただきますっ!」 ???「本題に入ります!」
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