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私は生きたいのかわからない。
だけど、生きている。
正直不安。
何も出来ない自分がどうしようもなく悔しくて……大嫌いだ。
ねぇ、神様――?
もしも居るなら、願いを叶えてほしい。
何度も願ったけど、叶えてもらった試しは、一度だってない。
当然と言えば当然。
だけど――。
今日の私は、少しだけ違う。
この白い、白に染まった病室で、とても苦しんでいる。
そのことは誰にも伝えず、さっきから鳴り響く、危険を示すアラームも気にしない。
もう、助けなくて良いです――。
私は決めたから。
進む先にも、退く先にも絶望しか残ってないのなら……。
だから――。
――夢を見たい。
もう一度、見させて下さい。
ある日から見なくなった夢を。
せめて願えるなら。
大好きな、絵本の夢がいいな。
喜劇のようなハッピーエンドじゃなくても良いから。
悲劇のようなバッドエンドで良いから。
私に……。
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