破壊の七柱

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「天つ神に捧げしかのつるぎ八百万の剣越成す 武き 速き 勇ましき 八竜破りし神の器 三宝在りて王と成す 天下を治める神の右手 現れたまへ 三種の神器が一つ 神刀 草薙の剣 」 リヒトの左手にエクスカリバー そして、右手には草薙の剣が握られていた。 「…まさか本当に2つ同時召喚できるなんて」 リヒト自身も、できたことに驚いている。 「ちっ、勇者補正とかかよ。」 カイは舌打ちして、しかし 観察を続ける。 リヒトは黄金のオーラに包まれ、2つの剣と刀は神々しい輝きを放っている。 「今なら空さえも…」 リヒトの黄金のオーラが、翼を形成した。 リヒトは空へ羽ばたき精神力を高めていく。 それに比例して、オーラの輝きも徐々に増していく。 「守り、断つ」 リヒトは、草薙の剣とエクスカリバーを空に掲げる。 「円卓神和」 人々に害をなす津波 その全ての津波が、リヒトによって断ち切られた。 「大したものだな」 リヒトの背後から声がかけられた。 殺気を感じて、リヒトはとっさに反応した。
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