連続ジャンケン -浩介-
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仕方なくしぶしぶうなづく。 「5回連続で勝った方が勝ちね。途中で1回でも負けたらまたやり直し」 「ははーん。よし、じゃあやろう」 浩介はニヤリと笑いながら手を握り拳に変えた。 5回連続で勝つというのはなかなかない。 また長いゲームになりそうだ。 「最初はグーで始めるから…」 魂呼はそうつぶやき、妖艶に微笑む。 ここで思えば、浩介はジャンケンでは負け知らずなのだ。
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