連続ジャンケン -浩介-

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浩介の手が震える。 「俺が…俺が…」 魂呼はパー。 「ふふーふ」 浩介はグー。 「くそ!ちくしょぉぉ!」 浩介は崩れ落ちる。 「じゃあ、お兄ちゃん。魂をもらうわー」 じりじりとにじりよってきた。 「いや…冗談でしょ?」 「冗談なわけないじゃん」 魂呼から恐怖のオーラが放たれる。 「勝負はナシナシ…俺は帰るから!」 すぐに浩介は立ち上がり走り出す。 「何なんだあの子…」
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