連続ジャンケン -浩介-

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大きな本を抱えた幼女か少女のような女の子が立っている。 ターゲット的には申し分ないが、この時間に出歩いているのにはこの子にとっては危険だろう。 「お嬢ちゃん…こんな時間に何してるの?」 「ふふ…」 あざ笑うかのように笑ってそこから走り去る。 しかし浩介を誘い出すようなそぶりを見せていた。 「あ…君!」 すぐに追いかける。 さすがに路地裏へ小さな女の子1人で走らせるのは危険だろう。
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