第弐章ー蜘蛛ノ絲

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ー森ー 龍弥「とりあえず手分けして探すぞ。 空はアッチ。 霜はコッチ。 分かったな?」 霜「うん!!」 空「ハ~イ……」 ダッ!!!! 龍弥達は三方に散った。 空「もう…何でこんな夜遅くに働かなきゃならないんだよ? もう龍弥ったら人使いが荒いな…」 キリッ 空「…………ん? 何か……キリッて……音がしたような………気のせいかな?」 キリッ 空「あ、またキリッて音が…」 ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!!! 空「!!!!!?」 龍弥「チッ…気付かれたか……」 ガサッ!! 龍弥「!!?」 蓼「アタイよ!! アタイ!!」 龍弥「蓼か…」 蓼「見つかった?」 龍弥「追跡用の式神を飛ばしたが感づかれて破壊された。」 蓼「そう…」 龍弥「蓼。 匂いで探せるか?」 蓼「その匂いが分からないと探せないわ。」 龍弥「そうか…」 ビィィィィィィィィィィィィィン 空「何だコレ?………クモの巣?」 空は大きなクモの巣に縛り上げられていた。 空「………ていうか…何だこの縛り方は?」 ??「亀甲縛りって言うのよ❤」 空「え!?」 すると、上から露出度の高い服を着た金髪の女性が現れた。 空「だ、誰だ!?」 ??「綾子って言うの❤」 空「一体何の用だ!?」 綾子「……………良いわ…」 空「え?」 綾子「久しぶりに良い子に出逢ったわ!!」 空「は?」 綾子「ここ最近は精気だけで我慢してきたけどいい加減我慢できないわ❤❤‼‼」 空「ハァッ!?」 綾子「大丈夫❤ 殺したりはしないわ。 ただちょっと操を奪うだけよ❤」 空「ちょっと良く分かんないけど!!」 綾子「そっれじゃ~いっただきま~す❤」 空「ギャァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」 霜「もう!! 怪しい奴なんて何処にいるn」 ⚡ピッシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!! 霜「!!!?」 ゴロゴロゴロォォォォォォ…… 蓼「今の雷は…」 龍弥「空だな。」  
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