第壱章ー始動ノ夜

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~翌日 ??『東に塔 西に城 南に砦 北に社 四方に聳える神宮よ 我に大いなる力を 霊術・攻式-夜ざくr』 ガラッ!! ??「龍弥くーん!!」 ドッカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!! 龍弥「…………霜…」 霜「ど…どうしたの? 龍弥くん。 ド●フみたいな頭して。 自慢のサラストポニーテールが台無しだよ。」 龍弥「……暫く使ってなくて埃を被っていた術をやってみた…」 霜「あぁ…そうなの。」 龍弥「だが…お前が突然入ってきたせいで術式が滅茶苦茶になってしまったじゃねえか!!!?」 ドガッシャァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!! 霜「キャー!! ゴメンナサーイ!!」 龍弥「どうしてくれる!? このチリチリ頭!!」 霜「……分かった。 それじゃあ、私の体で…」 龍弥「黙れ。 スットコドッコイ。」 霜「ヒドーイ!! 私の体に少しは欲情しなさいよ!!」 龍弥「ウッセー!! 性格阿婆擦れ!!」 ドタバタガッシャァァァァァァン!!!!!! ??「霜!! 何やってんだよ!?」 ガラッ!! ??「霜!! 依頼人来たから早く龍弥呼んでって言ったでしょう……が……」 霜「え?」 龍弥「ん?」 ??「………………あっ!! プロレスか!!」 ??「あぁ、メカリア国の格闘技ね……まあ、プロレスだろうがまぐわいだろうがどっちでも良いからとっとと済ましてよ。 依頼人来てるんだから。」 龍弥「は!? ちょっと待て蓼!!」 蓼「空。 とりあえず依頼人案内して。 あたいはお茶とお茶請け出しとくから。」 空「ハーイ!!」 龍弥「コラッ!! 二人とも待ちやがれ!!」 霜「それじゃあ、蓼の言うとおりパッパッと終わらしちゃいましょ。」 プチッ!! 龍弥「ええ加減にしやがれー!!!!!!」 ドッカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!! ー客間ー ??「…………」 ガラッ 龍弥「お待たせしました。 私が導師の天守龍弥(アマモリタツミ)です。 アナタは?」 ??「はい。 私…定丸と言います。」  
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