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龍弥「気にするな刃。 アイツはオレに色目を使う女にはみんなあんな感じだ。」
真織「私アンタに色目使った事ないわよ。」
龍弥「細かい事は気にするな。」
詠斗「みんな……着いたよ。」
龍弥達は大きな祠の前にいた。
詠斗「これが結界の中心地みたいだね…」
真織「…………何か…あからさま…ね…」
龍弥「もうちょっとカムフラージュする気は無いのか?」
空「それじゃあ直ぐに破壊しようぜ。」
空『雷撃』
ピッシャァァァァァン!!!!!!!!
空は祠に電撃を放った。
しかし...
パァァァァァァン!!!!!!
空「え!?」
空の放った電撃は祠に触れた瞬間、消滅した。
空「どうして!?」
龍弥「やっぱり…それなりの対策はしていたか…」
真織「まあ直ぐに解除するけど…」
??「そうはさせんぞ!!」
龍&真&詠「!!!!?」
ドォォォォォォォォン!!!!!!
突然、上空から火の玉が飛んできて龍弥達は寸前で躱した。
??「チッ!! 意外に速いな…」
トッ
すると、上空から一つ目の巨大な狒狒が現れた。
駆「何だコイツ!?」
龍弥「魃(ヒデリガミ)だな…」
魃「フフフフ…お前らは此処で私に消されてもらうぞ。」
魃『照炎』
ドォォォォォォォン!!!!!!
詠斗「宝。」
宝『紅玉壁』
バァァァァァァァァン!!!!!!!!
宝はルビーの壁を出現して魃の放った炎を防いだ。
魃「チッ…厄介な…」
龍弥「霜。 空。」
真織「薊。」
霜『白風』
空『雷砲』
薊『狐火』
ドドドォォォォォォォォン!!!!!!!!
魃「グホォッ!!!!」
霜の吹雪、空の電撃、薊の火炎が魃に炸裂して魃が吹っ飛ばした。
龍弥「詠斗。 今の内に祠壊せ。 そういうのこの中で一番得意だろ?」
詠斗「うん分かった。 仄、宝。 2人のサポート頼むよ。」
仄&宝「分かりました。」
詠斗「じゃあ、あのサル任せたよ~。」
魃「そうはさせるk」
薊『枯葉嵐』
ブワァァァッ!!!!!!
魃「グワッ!!」
薊は枯れ葉を沢山飛ばして魃を攪乱させた。
仄『霧宮』
ムワァァァァァァ…
魃「なっ!?」
仄は魃の周りに濃霧を出現させた。
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