第参章ー梅雨ノ晴

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龍弥「気にするな刃。 アイツはオレに色目を使う女にはみんなあんな感じだ。」 真織「私アンタに色目使った事ないわよ。」 龍弥「細かい事は気にするな。」 詠斗「みんな……着いたよ。」 龍弥達は大きな祠の前にいた。 詠斗「これが結界の中心地みたいだね…」 真織「…………何か…あからさま…ね…」 龍弥「もうちょっとカムフラージュする気は無いのか?」 空「それじゃあ直ぐに破壊しようぜ。」 空『雷撃』 ピッシャァァァァァン!!!!!!!! 空は祠に電撃を放った。 しかし... パァァァァァァン!!!!!! 空「え!?」 空の放った電撃は祠に触れた瞬間、消滅した。 空「どうして!?」 龍弥「やっぱり…それなりの対策はしていたか…」 真織「まあ直ぐに解除するけど…」 ??「そうはさせんぞ!!」 龍&真&詠「!!!!?」 ドォォォォォォォォン!!!!!! 突然、上空から火の玉が飛んできて龍弥達は寸前で躱した。 ??「チッ!! 意外に速いな…」 トッ すると、上空から一つ目の巨大な狒狒が現れた。 駆「何だコイツ!?」 龍弥「魃(ヒデリガミ)だな…」 魃「フフフフ…お前らは此処で私に消されてもらうぞ。」 魃『照炎』 ドォォォォォォォン!!!!!! 詠斗「宝。」 宝『紅玉壁』 バァァァァァァァァン!!!!!!!! 宝はルビーの壁を出現して魃の放った炎を防いだ。 魃「チッ…厄介な…」 龍弥「霜。 空。」 真織「薊。」 霜『白風』 空『雷砲』 薊『狐火』 ドドドォォォォォォォォン!!!!!!!! 魃「グホォッ!!!!」 霜の吹雪、空の電撃、薊の火炎が魃に炸裂して魃が吹っ飛ばした。 龍弥「詠斗。 今の内に祠壊せ。 そういうのこの中で一番得意だろ?」 詠斗「うん分かった。 仄、宝。 2人のサポート頼むよ。」 仄&宝「分かりました。」 詠斗「じゃあ、あのサル任せたよ~。」 魃「そうはさせるk」 薊『枯葉嵐』 ブワァァァッ!!!!!! 魃「グワッ!!」 薊は枯れ葉を沢山飛ばして魃を攪乱させた。 仄『霧宮』 ムワァァァァァァ… 魃「なっ!?」 仄は魃の周りに濃霧を出現させた。  
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