お話の始まりは登校と共に…

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「イタッ!!」 真新しい制服が、 早々に汚れてしまった。 ツイてないな…… 急いで立ち上がろうとした 僕の目に、 『それ』が映った。 『それ』は、 昇降口の向かいの、 本当に小さな庭園の、 一番奥にある木の根元に、 誰からも忘れられたかのように、 半分埋まった様に、あった。
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