お話の始まりは登校と共に…

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「え、でも…なんでこんな所にフライパン?」 それは料理には欠かせない調理器具、 『フライパン』に 他ならなかった…… なぜこんな所にフライパンがあるのか。 素朴な疑問が頭をよぎった。 でも今は、 そんな事を考えている暇は無い! 「急げ、ヒロミ!! あと1分だ!!」 焦ったカズキの怒鳴り声が響く。 「ちょ、ヤバいじゃん!! 僕、クラス分けも見てないんだよ!!」 「クラスなら俺と同じだ、いいから付いて来い!!」 そして取り残されたフライパン 彼がこのフライパンと 出会うのは、 もうちょっと先のお話……
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