狂う
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うなじの 香水かげば 私は狂います 嗚呼 独りにしないで もっと香らせて 月明かりだけ 窓際に差し込んだ 独り夜に うちひかれて 分かってるのに 受け止められなくて 愛しさと憎しみの狭間で 私はさまよう 淀んだ 私の心を操る 狂う月 花びら ちらちら 降り注ぎ 誠に身を焦がす 契り深ければ 離れられないのは 世の定め 香らせて 私が忘れないように
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