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嗚呼
夜の灯りが
街を照らす
あたしだけを見つめて
廻る気持ち
影に 変えて
あたしは
独り 泣くわ
嗚呼
今理解した
あなたが愛したのは
あたしではない
飼い慣らされた
獣など
欲しくはないのに
平伏す あたしの
主は あなたではない
妄想して
優越感
幸せとき
刻むわ
あなたを見つめて
その瞳で
飼い慣らされ
獣には興味ないけど
火傷には触れないで
傷口は舐めても
塞がらないことぐらい
あたしにだって
解るわ
嗚呼…
声になりません
あたしにだって
愛しても 良い
権利あるでしょう
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