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真夜中は
静寂なる 哀れな世界
届かない 手紙を
私は 書き続ける
天使じゃなくて
悪魔でもない
そんな 貴方が
私は好きでした
素直になれば
蘇るのはトラウマで
言い訳かもしれないけど
細い貴方の髪が
揺れて
瞳近づけ
影を重ねるのは誰
私は貴方にとって
意味をなさない物で
とっくに死んでいる
広がる傷に
包帯を巻いても
痛みがとれるわけはなくて
膿が出来るだけ
可愛い お人形と
遊べ 貴方
囚われ者になるのよ
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