運命

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いつから山田さんに恋をしたのかは、分かりません。 でも、山田さんを見ていると胸がドキドキするのです。 「好きです」 山田さんからの突然の告白。 僕の時間が止まりました。 僕への告白? 山田さんが僕を好き? これは、夢? 無言の僕に山田さんは、顔を赤らめながら僕を見ている。 「…僕でいいの?」 ようやく出た言葉は、返事でもなく確かめる言葉でした。 「翼がいいの。翼じゃなきゃ嫌だよ」 こうして僕と山田さんは付き合い始めました。 クラスのみんなは、誰も祝福をしてくれなかったけど、僕は幸せでした。 山田さんと付き合ってることに浮かれて、僕は山田さんの本当の気持ちに気付かなかったのです。 .
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