2人が本棚に入れています
本棚に追加
その後、少女とアルジャーノは楽しい?会話をたくさんした。少女は終始、喜ぶ、落ち込む、驚くを繰り返していた。
アルジャーノさんって、猫って感じがしないよね。喋るからなのかな?
それとも異常な可愛さと美しさのせい?
違うな、それは関係ないか。
「お嬢さん、おうちに着きましたよ。いつまで変な顔してるんです?」
「あっ、いやっ、少し考え事をしてて」
また私、変な顔してたの?癖なのかな。治さなきゃな。
「お嬢さん、それではおやすみなさい?」
「あっ待って、明日も公園来てくれますかっ!!」
アルジャーノはニコッと微笑んで行ってしまった。白い姿が夕暮れに溶けていくように。
あれって、来てくれるってことだよね。てゆうか、これは今日も送ってくれたってことなのかな?
少し遅くなってしまったので、ご一緒しますって。嬉しかったなぁ、痴漢がきても見ていることしか出来ないって言ってたけど、心遣いが大事だよね。
最初のコメントを投稿しよう!