いじめっ子

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その後、少女とアルジャーノは楽しい?会話をたくさんした。少女は終始、喜ぶ、落ち込む、驚くを繰り返していた。 アルジャーノさんって、猫って感じがしないよね。喋るからなのかな? それとも異常な可愛さと美しさのせい? 違うな、それは関係ないか。 「お嬢さん、おうちに着きましたよ。いつまで変な顔してるんです?」 「あっ、いやっ、少し考え事をしてて」 また私、変な顔してたの?癖なのかな。治さなきゃな。 「お嬢さん、それではおやすみなさい?」 「あっ待って、明日も公園来てくれますかっ!!」 アルジャーノはニコッと微笑んで行ってしまった。白い姿が夕暮れに溶けていくように。 あれって、来てくれるってことだよね。てゆうか、これは今日も送ってくれたってことなのかな? 少し遅くなってしまったので、ご一緒しますって。嬉しかったなぁ、痴漢がきても見ていることしか出来ないって言ってたけど、心遣いが大事だよね。
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