23人が本棚に入れています
本棚に追加
なりごえが聞こえる
「そんなこと聞いてない!」
「……え?」
「何を指してたのかって聞いてるの!」
「何って……いわれても」
「英語のテキストのマルバツ問題なんだけど……」
ペタン
まるで操り人形が糸を切られかのようにその場にへたりこんでしまった。
「……ごめん」
俯きその体勢のまま、声だけが部屋に響き渡る。
スカートを強く握りしめた手が震えてる。
「ひぐっ……ひぐっ……」
しばらくすすり泣くといきなりすくっと立ち上がり、まだ腫れの引かない目でこう言われた。
「ねぇ、私たちの仲間にならない?」
パサ
突然ブレザーを足元に脱ぎ捨てられる
うっすとピンクの下着がワイシャツの下に浮かび上がる。
自分の考えに関係なく目が釘付けになる。
彼女は固まった俺にそのまま近付き、俺の太ももの上にまたがった
ふにゅ
彼女の太ももの感触が脳の処理能力にさらに負担をかける
「ふふっ」
不敵な笑みを浮かべた彼女は自らのネクタイに手を伸ばす。
シュル
ネクタイがほどかれる音……。
「ねぇ、仲間になれば私とずぅっと一緒だよ」
さ
最初のコメントを投稿しよう!