Reversible game!1

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  久保は妖しげに口元を上げて、俺の視界は反転。 そして、床に背中をぶつけた。 痛っ…じゃなくて目の前には久保がいて、俺は久保に押し倒されていた。 「久保…」 「広太って呼んでください」 「あ、ああ…」 思ったより、ずいぶんと積極的な奴だな。 まぁ、いいけど! 「…勘違いしてないですか?」 「なにがだよ?お前が跨がって腰振ってくれるんじゃないの?」 広太は溜め息を付いて、額に手を当てていた。 よく分からんぞ…。 「俺、先輩のことが気になってたんです。だから思ってました」 鳴かせたい、って 俺は目を見開いた。 広太は楽しそうな笑顔で俺の手首をまとめて、掴んだ。 いやいや!う、嘘だろ? 俺がこっちですか!? しかも、ビクともしねぇし! 「ますます鳴かせたくなる」 有り得ん!!俺のどこが?! 「広太、考え直そう?な?!」 俺が必死に言っていると、広太は悲しげな顔をして俺が好きなんですか?と聞いてくる。 頷くと、さっきまでの顔はどこへやら…。 「いただきます」 俺が貞操の危機を感じた。 おかしいよな?  
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