情報屋

4/11

25人が本棚に入れています
本棚に追加
/215ページ
 あれは情報屋始めてすぐの事。1人の男がわいん家に来た。 『殺し屋についての情報を知りたい。』 そう言って、500万持ってきた。 『500万!?なんで…』 『この国の殺し屋について知りたい。3日で情報を集めてくれ。』 『3日!?』 『頑張ってくれよ。期待してんだから。』 『ちょい待って下さいよ!!!』 『バイバイ。』 『ちょっ…』 そのまま男は去っていってしまった。  でも3日で情報をしかもこの国の殺し屋。何個あると思ってるんや!!知ってる限りでも… 『20個はあんでっ…!死ぬはぁ~。』 ここからわいの地獄が始まった。寝る間も惜しんで調べようとしたんやけど 『眠くてすぐ寝ちまった。俺12時以降は起きてられないねん。』 『ガキかよっ』 桃は苦い顔をした。  でも結局12時になっても寝れなくなってしもうた。わいに無知という空間が体にあると思うとなんか悲しくなるんや。それが嫌で気になって気になってしょうがなかった。そしてわいは… 『よし!根性見したる!』  『わいは情報を集める決意をしたねん。』 でもさすがに1人では無理やからわいを昔から育ててくれた。おばちゃんの所に行ったんよ。おばちゃんの旦那さんがマフィアやねん。いろいろ情報入ったでぇ~。11個の殺し屋の情報が入って、少し楽になったわ。 少ししたらまたあの男がわいん家来たねん。 『やってるかい?』 そしてこの再会が…わいの運命を変えた…!
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加