流れ星

3/3
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
それからも歩き続け、遂に家の近くではあるが人通りの少ない路地に入った、そこでやはり… 肩を掴まれた。 それでも、考えているのは死んだ彼氏のことで、掴んできた男の顔を醒めた目で見ていた。 すると男は一瞬怯んだが直ぐに口を開いた。 「君いくつ?そんな暗い顔してどぅしたの?相談にのってあげるょ。僕と一緒にあっち行こうょ。」 まるわかりな嘘をつき私を誘ってくる。 歳は40半ばくらいだろぅ。 その男を私はず~っと見つめていた。 すると男はニヤりと笑い、私の肩を抱いて歩き出した。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!