─第九章─

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バシッ!! 竹刀と竹刀を交えていた。 『隙あり!!』 バシン!… 「くっ……ハァ…ハァ」 鈴は見事永倉の銅を当てた。 『永倉さん…勿論まだ闘えますよね??』 よろっとしながらも またこたえようと立ち上がる。 「ヘヘ…まだ行けんぞ…来い!!」 『フフ…本当…』 パシッ 『しんどそう…ククク』 永倉は振りかざされた竹刀を受け止めた。 「ハァッハァ…まだだ」 『早く負けを認めては??』 さらにグッと力を加えた。 「クッ…(ヤベー…もう、力入んねぇ)」 †
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