プロローグ
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プロローグ
俺はいつも同じ夢を見てしまう。 空と草と岩以外に何もない草原にたたずんでいる俺。 そのたたずむ俺に前から近づいてくる一人の女の子がいる。 彼女はいつも 「私を・・・大事にして」 と、俺に言って空に去っていった。 何のことかさっぱり分からなかったが、時がたつにつれ次第に分かるようになってきたんだ。 そう、彼女と会ったあの日から、俺の平和は少しずつ壊されていくのであった。
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