いじめ

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僕は中学生になった。 平凡になにもなく過ごす。 ただ、生きることに 疲れを感じていた。 考えることも、 人と話すことも、 笑うことも 億劫になっていた。 4階の音楽室から 下を見下ろす。 裏に面していた 音楽室は人通りが 少なかった。 何度飛び降りようと 願ったか…。 生きる事が辛いのは 人を信じる事が できなかったから。 僕は何度も思ったんだ。
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