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『本当…齢 八歳なのか? 実は、十六とか…』 憂慧は、戦闘体制に入る。 『悪かったって! ちょっとからかっただけじゃないか。 憂慧殿。 それだけの情報が必要になると それなりの対価が必要だよ?』 『持ってきた。』 と 背中に背負って持ってきた風呂敷の包みを開ける。 『わぉ。 これまた 朔罹一族の巻物じゃないか…いいの?』 キラキラとさせて風呂敷の上にある 何本かの巻物を手に取る。 『うん。 もうそれ 古いからいらない。 じい様がまた新しく作ったのくれたから』 『ほぅ。 新しいのか~ それもいいな~』 靭一族は、薬とかの研究好きでよく 朔罹一族に 薬の作り方を教わりに来ていたらしい。 『また 情報提供の対価に道具とか持ってくる。 今日は、それで足りる?』 サタギは、もう巻物の中を見ている。 『足りてるよ。お釣りがでるな 他に必要な情報とかあるなら聞くよ。 今だけ』
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