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翔「入るぞ」
莉奈「うん。さっきは勝手に部屋に入ってごめんなさい。」
翔「別に、俺こそ悪かったな。」
莉奈「一つ聞いていい?」
翔「いいよ?」
莉奈「翔の部屋にあった女の子の写真。あれ彼女?」
翔「彼女だった.......」
莉奈「別れたの?」
翔「亡くなった。」
莉奈「ごめん」
翔「いいよ!!」
莉奈「............」
翔「俺たちが出会ったのは中学だった。あいつが俺に一目惚れして付き合ったんだ。でも...体が弱くて病院の入退院を繰り返してたんだ。そして高校三年生の始め、病院の屋上から飛び降りて亡くなったんだ。俺あいつに何もしてやれなかった。でも最後に見たあの笑顔は忘れない。」
莉奈「翔はその人に愛されてたんだね!!」
翔「えっ?」
莉奈「だってずっと一緒にいてそばにいてくれたんじゃん!!それは愛されてた証拠だし愛してたが証でもあるじゃん。だから自分をせめちゃだめだよ。」
翔「ありがと…」
莉奈「いいよ!!」
そして私達は一緒に寝ることにした。
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