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女はニタァ..と笑うと
私へと手を伸ばす..。
私は咄嗟に
目をギュッと瞑った..!
すると、耳元で
確かに冷たい気配がして、
こう聞こえた...。
「音楽室...」
私は再びゆっくりと
瞼を開いた...。
女の姿は消え、
静寂の教室が広がっていた..。
.....音楽室?
私はその言葉が気になり
震える体を起こすと
足に何とか力を入れ、
音楽室へ向かった...。
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