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夜の学校はとても暗く
廊下も奥までは見えない..
それでも私が足を歩めるのは
きっと...
恐怖を通り越してるからだろう。
真っ暗な階段を
ゆっくり上り終えると、
音楽室の
ある階へたどり着く..。
そして...
音楽室に近づくにつれ
ピアノの音が聴こえて来た..。
この曲は...
今日、私が演奏した曲..!?
どうして...?
楽譜は
私の頭にしかないはず..。
私は疑問が募る中
音楽室のドアに手をかけた...。
―――ガチャ...
開いている..。
ゆっくりと私はドアを引き
中の様子を
恐る恐る確認した..。
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