1年3組..エダ シンスケ

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俺は少しづつ 廊下の奥へと進む。 そして 姿が段々解ってくる...。 「さっき! 学校に居た人っすよね...!」 俺は廊下の奥に居る 女に聞こえる様に叫んだ すると俯いていた女は 顔をあげ、ニタァと笑う。 黒々とした長い紙が 顔をほとんど覆っていて 何やら不気味だ...。 けれど俺は 遅すぎもせず 速すぎもせずくらいの速度で 足を進める...。 目の前の女は何者なのか? 心の奥にある 好奇心というものが 女との距離を近付ける..。 そして、女との距離が 五メートル程までに 近づいた時...。 女は確かにこう言った..。 「ケンジョウ マミ.....」
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