222人が本棚に入れています
本棚に追加
何時間経ったろうか…未だに処置室の明かりが消えない…
遥「…頼む…」
両手で祈る様にして処置室の明かりが消えるのを待った…その時処置室の明かりがフッと消えた
遥「消えた…終わったのか…」
すると黒城が処置室の中から出てきた。
遥「霞は…霞は助かったのか???」
急いで駆け寄る遥
黒城「あぁ…一命は取り止めた…だが…」
遥「だが…だが何だよ!!」
黒城「意識が戻るか…いや…もしかしたら植物状態って事も…とにかく意識が戻る確率がきわめて低い…」
遥「…。」
黒城「すまない…全力を尽くしたんだが…後は彼女の精神力に任せるしかない…」
最初のコメントを投稿しよう!