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黒城の言葉に動揺を隠せずにいた…
遥「…植物状態って…」
黒城「君が彼女を信じないでどうするんだ…?」
遥「…俺のせいだ…俺がもっと早く助けてれば…くそ…くそ…くそぉぉぉ!!」
壁を何度も殴り自分を責め続ける…拳には血が滲んでいた…
黒城「…」
ひとしきり殴り弱冠落ち着きを取り戻し
遥「…なぁ…霞に合わせてくれ…」
黒城「…処置室に居る…行ってやれ…」
重い足取りで処置室に向かう…そこには色々な医療機器に取り囲まれた霞が横になっていた。
遥「霞…」
ベッドの横のイスに座り、霞の手を握る。
遥「ホントごめん…俺が…俺がもっと早く助けてれば…」
遥の頬を涙がつたっている…
霞「…」
遥「お前を襲った奴は俺が必ず狩るから…必ず…」
決して霞から返事は返って来ないが顔を上げて真剣な眼差しで眠っている霞を見て…。
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