不義と討伐隊

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「……で、わざわざ呼びに来たのか」 城内にあるフギの自室。常に薄暗く、物を殆ど置いて無い質素な部屋だ 「うん。すぐ終わるって言ってたけど不安だったから……」 呆(あき)れた様に話を聞いていたフギはさっさとベッドに戻ろうとする 「ああさっさと終わるさ。兵士が全滅してな」 王族の生死以外興味ないフギ 「え………?冗談……だよね?」
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