不義の番犬

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キャンは一瞬口ごもりながら答えた それを鋭く冷たい視線で見るフギ 「お前には関係無い。自分の身だけ心配してろ」 フギ自身、自分の健康等どうでも良かった 「それとそこの奴等。気配はうまく消すんだな」 美しい噴水の前でそう言った 聞こえたのだろう、徐々に水面がユラユラと揺れ始める
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